近年やせたい、もっときれいになりたいという理由で、喫煙に走る若い女性がアジアで急増しています。ところが、タバコを持っているだけで、逆に非魅力的に捉えられてしまうことがこの研究で明らかになりました。タバコは、健康を害するだけでなく、女性が本来持っている、美しさの根本の、「若さ」や「女性らしさ」を心理学的に奪ってしまいます。

ビクトリア大学心理学部

宮元 あい

女性の間での喫煙は深刻な世界的な問題です。研究は喫煙と魅力の間のリンクを実証しました。本研究では、白人とアジアの大学生の女性喫煙者の魅力に対する認識の違いを調査した。

方法

参加者は102人で、そのうち81人が女性でした。参加者は、カナダの中規模大学(ブリティッシュコロンビア州ビクトリア大学)の白人学生51人とアジア人学生51人でした。参加者は、タバコの有無にかかわらず女性の写真を見せられ、モデルの魅力を評価するように求められました。コーカサス人の参加者にはコーカサス人モデルが、アジア人の参加者にはアジア人モデルが示されました。

結果と議論

研究の結果は、喫煙と魅力の間の強い関係だけでなく、民族性に基づく違いを報告しました。過去の研究と一致して、白人とアジアの両方の参加者は、禁煙モデルが喫煙モデルよりも魅力的であると認識されていました。さらに、コーカサス人の参加者は、アジアの参加者よりも全体的にモデルの方が著しく魅力的であると評価し、喫煙モデルと禁煙モデルの評価の差はアジア人モデルよりコーカサス人モデルの方が大きかった。コーカサス人の参加者にとってモデルの魅力を感じました。

結論

この研究の結果は、若者の将来の喫煙予防プログラムに適用できます。

 

  1. 学会発表ポスターpdf
  2. レクチャーpdf
  3. 原著論文(禁煙会誌第7巻第3号)

 

 

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