WORED

Women's Respiratory Diseases Research Organization
特定非営利活動法人女性呼吸器疾患研究機構

  • 呼吸器疾患には性差があります

    呼吸器疾患には性差があります

    肺がん、喘息、慢性閉塞性肺疾患、気胸など頻度、病因、経過、治療法に対する感受性などが女性と男性では異なる疾患です。

  • 女性呼吸器疾患への注力が必要

    女性呼吸器疾患への注力が必要

    私たちは女性呼吸器疾患の特異性に関する最新の正しい知識の啓発活動を行っています。

  • 私たちは世界で最初の組織です

    私たちは世界で最初の組織です

    私たちは世界に先駆けて女性肺がんの遺伝子解析の研究を始めてます。

当機構の活動

市民公開セミナーの開催

現在各地域で性差に基づく医療活動がやっと始まったところですが、呼吸器疾患においては著しく遅れています。肺がん、喘息、慢性閉塞性肺疾患、気胸など頻度、病因、経過、治療法に対する感受性などが女性と男性では異なる疾患に関して、とくに性差医療が必要と考えています。

私たちは広く市民の皆様に公開セミナーを開催し、最新の正しい知識の開発活動を行い、女性呼吸器疾患に対する関心を高め、その特異性の理解を得るために努めています。

公的施設にて住民の健康に関わる部門をご担当の皆様におかれましては、講演会などご開催の際に本NPO法人にご依頼いただければ、ぜひ協力させていただきます。

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Webセミナー

女性呼吸器疾患や女性の喫煙の弊害など、最新の情報を詳しくWebセミナーとしてお届けします。

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研修会、研究会の開催

女性肺がんの最近の増加、女性に多い薬の気道系副作用、生理と妊娠、体格の差、健康行動の差、ホルモンや生殖機能の差、遺伝子異常など、解明しなければならない女性呼吸器疾患の問題がたくさんあります。 医療従事者や研究者に対する指導、研修事業を行い、心理、解剖、ホルモン、遺伝子などの性差の研究を行い、研究成果の発表、病因の解明、治療法の開発、性差に基づく医療への貢献を行うことによって、女性の健康に寄与しています。


新しいお知らせ

現在、新着のお知らせはありません。

開催予定講演会

現在予定はありません。

Webセミナー

呼吸器疾患は頻度、病因、経過、治療法に対する感受性などが女性と男性では異なる疾患に関して、とくに性差医療が必要と考えています。

そして、喫煙の問題など、様々な呼吸器関係の話題を勉強できます。

勉強する


ご入会・協賛のお願い

患者さん/一般の方へ

協賛企業等

私たちはこの研究機構を通じ、広く市民に対して最新の知識の普及などの啓蒙活動を行い、女性呼吸器疾患に対する関心を高め、その特異性の理解を得たうえで、心理、解剖、ホルモン、遺伝子などの性差の研究を行い、研究成果の発表、病因の解明、治療法の開発、性差に基づく医療への貢献を行うことによって、女性の健康に寄与したいと考えています。残念ながらこのような組織は世界で初めてです。私たちがフロンティアとなってこの活動を広げていきたいと思っています。多くの方々が私たちNPO法人女性呼吸器疾患研究機構の活動に、ご理解、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 

企業様の寄付等支援を受け付けております。

法人会員企業・賛助会員企業・寄付いただいた企業のご紹介


当機構の活動実績

2024/07/25 8:23
肺がんは年間7万5585人が死亡し、特に「肺腺がん」はタバコを吸わない人にも多いです。早期発見が難しく、CT検査が推奨されます。アジア人では遺伝子の個人差がリスクに影響します。 40歳を過ぎたら一度はCTを撮ってみてはいかがでしょうか。
2024/07/25 8:07
肺がんは国内で年間約7万6000人が死亡し、受動喫煙がリスクを高めます。特に女性や子供に深刻な影響があり、妊娠中の受動喫煙は胎児や乳幼児に悪影響を及ぼします。受動喫煙の健康被害を防ぐため、完全禁煙が推奨されます。
2023/07/29 11:59
喘息には性差があり、女性では気道過敏性が亢進しやすく、月経や妊娠で悪化する傾向がある。重症喘息では女性が増加し、アスピリン喘息も多い。治療には注意が必要。
2023/07/14 23:55
COPDの性差について、喫煙が主要な要因であり、女性は男性に比べてより重症化しやすいことがわかっています。女性の方が喫煙の悪影響を強く受け、有害物質の体内吸収量が増加し、肺機能の低下が大きいと報告されています。禁煙の効果も性差があり、肺機能の改善は女性の方が大きい一方、症状の改善は男性の方が大きい傾向があります。女性では吸入療法の誤使用が多く、治療効果が低いと報告されています。呼吸リハビリテーションでは男性の方がより効果があるとされています。女性のCOPDではうつ病の合併が多く、治療効果の低さに…
2022/08/13 13:21
喫煙をしている女性はもちろんのこと、タバコを吸ったことのない女性でも、初潮から閉経の時期が長い(36年以上)、あるいは外科的手術により閉経した経験のある方は、一度はぜひ「肺がん検診」を受けることを推奨します。
2022/07/14 13:21
新型コロナウイルス感染症はすでに第7波に入りました。重症患者さんは明らかに減っており、恐怖を抱く人々も減っています。しかし、第6波で後遺症を訴える人が確実に増えています。若い世代では、学校に行けなくなったり、仕事ができなくなったりと、毎日の生活に大きな支障を受けている人たちがSNSで訴えています。今回の第7波もたいへん心配な状況です。
2021/12/01 13:21
新型コロナワクチン接種後のアナフィラキシーです。米国でのデータによれば、新型コロナワクチン(mRNA型であるファイザー社製およびモデルナ社製)接種後のアナフィラキシーは、高齢者を除く女性にほぼ限って生じています。64歳以上では男女ともゼロでした。この性差、年齢による差はなぜなのか。
2021/11/03 13:21
このコロナ禍の中、ストレスにより「喫煙を始めた」あるいは「禁煙していたのにまた喫煙を始めた」「喫煙量が増加した」という人が増えているように感じておりますが、皆様の周りはいかがですか?
2019/11/08 13:21
検診で胸部レントゲン検査上異常陰影を指摘され、「感染症であり、結核菌の仲間だが人にはうつさない」といわれる場合があります。結核菌の仲間で結核とは違うといわれるのは、非結核性抗酸菌と呼ばれる菌で土壌や水中、食物、動物(家畜を含む)などの自然環境に広く存在しています。結核菌は人に寄生する細菌(結核菌自身は環境中では生存できない)で、人から人に感染しますが、非結核性抗酸菌はもともと土や水など人間の身近な環境に生息していて、人から人に感染することはありません。この菌に感染して起きる非結核性抗酸菌症は昔か…
2019/10/05 0:09
呼吸器疾患は、今までわが国では男性の喫煙率が高かったこともあって、男性の病気ととらえられてきました。この間違った性差医療のおかげで、女性にとってはたいへんな不利益を被る結果となっています。